葛飾区議会議員選挙2021にチャレンジ予定の鈴木公成です。
葛飾区議選の告示は10月31日で、本来なら忙しい時期なのですが、衆院選が公示され、その間は政治活動は制限される為(個人は可能との事ですが、自粛しております)、時間が出来たので何となく葛飾区、東京17区で盤石の構えを見せる自民党の衆議院議員、平沢勝栄代議士(以下敬称略)についてググっていたら、面白い事を発見したので書いておこうと思います。
平沢勝栄の政治団体は複数あるのですが、その中でも政治資金管理団体に指定されている「勝栄会」(しょうえいかい)の収支報告書にこんな記載が。
「草だんご代 93万5000円 有限会社門前亀屋」

これを見て、「さすが平沢勝栄、地域にこうやってお金を落として支持に繋げてるんだな。それにしても草団子93万5000円分なんてどう使ってるんだろう?配ったら寄付になっちゃうし。政治資金パーティーで会費を取ってそのお返しであげてるのかな?」なんて考えながら見てたんですが、過去の分も見たら、何とそこにも亀屋さんの名前が。


この年は、
「草だんご代 40万5000円 門前亀屋」
「草だんご代 40万5000円 ゑびす家」
とありますね。
「あーやっぱり色んなお店に満遍なく発注して支持を得てるのかな?」
と感じました。
次にその前の年です。

「草だんご代 35万1000円 門前亀屋」
「草だんご代 35万1000円 ゑびす家」
とあります。
過去3年分しか公表されていないのでこれ以上見れないのですが、ここから読み取れたのは、
「平沢勝栄は、毎年11月、12月ごろ、柴又の団子屋から、70万円~90万円分の草だんごを購入している。購入店は主に門前亀屋、ゑびす家であり、亀屋からは必ず購入している。(柴又には他に高木屋などの草団子屋があるにも関わらず)」
という事ですね。
それで、「高木屋さんも、とらやさんも有名なのに、なぜ亀屋さんだけご贔屓なんだろう?」と思い、さらに政治団体の収支報告書を眺めていたら、謎が解けました。

これはまた少し前の資料ですが、平沢勝栄の別な政治団体で、「葛栄会」(かつえいかい)です。さっきのは「勝栄会」(しょうえいかい)です。紛らわしいですね。
それで、この会計責任者に「岩崎英二郎」とあるのですが、実はこの方、亀屋の先代の社長さんなんです。それで「あーなるほど」と思いましたね。亀屋さんの先代の社長さんは平沢勝栄の支持者で、政治団体の会計を引き受け、そのお返しに草団子を何十万円分も買ってあげていると。そういう繋がりがあったんですね。そしてこれだけではありませんでした。この報告書をさらに見ていくとこちら。

「寄付 岩崎英二郎 6万円」
とあります。何と、バックまでしてるんですね。どっちが先かはわかりませんが、
「亀屋が平沢勝栄を支持し、政治団体の役員を引き受ける」
↓
「平沢勝栄は、お返しに毎年数十万円分の草団子を亀屋に発注する」
↓
「それで潤った亀屋は、平沢勝栄の政治団体に寄付をする」
というような持ちつ持たれつというか、ズブズブというか、そんな関係が見て取れますね。平沢勝栄は、「床屋は毎回変えて区内のお店全部行く」みたいな逸話がありますが、団子屋に関しては、贔屓があるようですね。過去3年分の資料しか見れませんので断言は出来ませんが。しかし何となく平沢勝栄と柴又の裏側を見てしまったようで後味が悪かったですね。
以上、何となくググった資料をまとめて、『平沢勝栄は柴又「亀屋本舗」の「草だんご」がお好き?』という内容でお届けしました。
自己宣伝になりますが、私、こういった公文書の類を眺めて税金の使徒等を追う事が大好きですので、議員にしておくと役に立つと思います。応援よろしくおねがいします。
葛飾区議選の告示は10月31日で、本来なら忙しい時期なのですが、衆院選が公示され、その間は政治活動は制限される為(個人は可能との事ですが、自粛しております)、時間が出来たので何となく葛飾区、東京17区で盤石の構えを見せる自民党の衆議院議員、平沢勝栄代議士(以下敬称略)についてググっていたら、面白い事を発見したので書いておこうと思います。
平沢勝栄の政治団体は複数あるのですが、その中でも政治資金管理団体に指定されている「勝栄会」(しょうえいかい)の収支報告書にこんな記載が。
「草だんご代 93万5000円 有限会社門前亀屋」

これを見て、「さすが平沢勝栄、地域にこうやってお金を落として支持に繋げてるんだな。それにしても草団子93万5000円分なんてどう使ってるんだろう?配ったら寄付になっちゃうし。政治資金パーティーで会費を取ってそのお返しであげてるのかな?」なんて考えながら見てたんですが、過去の分も見たら、何とそこにも亀屋さんの名前が。


この年は、
「草だんご代 40万5000円 門前亀屋」
「草だんご代 40万5000円 ゑびす家」
とありますね。
「あーやっぱり色んなお店に満遍なく発注して支持を得てるのかな?」
と感じました。
次にその前の年です。

「草だんご代 35万1000円 門前亀屋」
「草だんご代 35万1000円 ゑびす家」
とあります。
過去3年分しか公表されていないのでこれ以上見れないのですが、ここから読み取れたのは、
「平沢勝栄は、毎年11月、12月ごろ、柴又の団子屋から、70万円~90万円分の草だんごを購入している。購入店は主に門前亀屋、ゑびす家であり、亀屋からは必ず購入している。(柴又には他に高木屋などの草団子屋があるにも関わらず)」
という事ですね。
それで、「高木屋さんも、とらやさんも有名なのに、なぜ亀屋さんだけご贔屓なんだろう?」と思い、さらに政治団体の収支報告書を眺めていたら、謎が解けました。

これはまた少し前の資料ですが、平沢勝栄の別な政治団体で、「葛栄会」(かつえいかい)です。さっきのは「勝栄会」(しょうえいかい)です。紛らわしいですね。
それで、この会計責任者に「岩崎英二郎」とあるのですが、実はこの方、亀屋の先代の社長さんなんです。それで「あーなるほど」と思いましたね。亀屋さんの先代の社長さんは平沢勝栄の支持者で、政治団体の会計を引き受け、そのお返しに草団子を何十万円分も買ってあげていると。そういう繋がりがあったんですね。そしてこれだけではありませんでした。この報告書をさらに見ていくとこちら。

「寄付 岩崎英二郎 6万円」
とあります。何と、バックまでしてるんですね。どっちが先かはわかりませんが、
「亀屋が平沢勝栄を支持し、政治団体の役員を引き受ける」
↓
「平沢勝栄は、お返しに毎年数十万円分の草団子を亀屋に発注する」
↓
「それで潤った亀屋は、平沢勝栄の政治団体に寄付をする」
というような持ちつ持たれつというか、ズブズブというか、そんな関係が見て取れますね。平沢勝栄は、「床屋は毎回変えて区内のお店全部行く」みたいな逸話がありますが、団子屋に関しては、贔屓があるようですね。過去3年分の資料しか見れませんので断言は出来ませんが。しかし何となく平沢勝栄と柴又の裏側を見てしまったようで後味が悪かったですね。
以上、何となくググった資料をまとめて、『平沢勝栄は柴又「亀屋本舗」の「草だんご」がお好き?』という内容でお届けしました。
自己宣伝になりますが、私、こういった公文書の類を眺めて税金の使徒等を追う事が大好きですので、議員にしておくと役に立つと思います。応援よろしくおねがいします。