2020年03月

先日、日比谷公園で開催の「311未来へのつどい Peace on Earth 2020」に参加した際、AP通信さんからインタビューを受けたのですが、公開されたニュースを確認した所、私のインタビューが使われていました。

日本では事故が風化気味ですが、世界は9年経っても注目してくれているのだなと思いました。

皆さんも他人事と思わず、自分たちの問題として、忘れずに考えてみてください。

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※記事抜粋
As a Fukushima native, Suzuki was driving in his car after attending a local graduation ceremony when the earthquake struck. He recalled the ground swelling like waves while driving. 
His found his home half broken and while he tried to live there for a time, eventually he had to move to a temporary makeshift home. Since then, he says he's been moving around Japan and only recently moved to Tokyo.
"I feel time stopped, at that moment. I still think about problems of the nuclear power plant, wondering why it happened" he said, referring to the nuclear meltdown at Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant that prompted evacuations of large areas in the prefecture due to radiation. 
"There's a part of me that couldn't grow, and partly haven't reconstructed my life and I'm not sure if it's because of the disaster, or maybe I'm just weak" he said. 

<AP通信の記事>
Japan marks tsunami anniversary, no govt memorial amid virus
※記事抜粋
Kiminari Suzuki, a 44-year-old evacuee from Fukushima who was at the memorial event at the park, said he feels that the community of disaster-hit residents is shrinking and the memories are fading nine years after the disaster.

“I came here because I had nowhere else to go to share our feelings,” said Suzuki, who had to abandon his damaged home and move into a shelter before ending up in Tokyo recently.

“The time has still frozen at that moment when the quake hit, and I often think of the nuclear power problem,” he said. “My life still hasn’t returned to normal, and I wonder if it’s because of the disaster or because of my own fault.”

9年目の3月11日です。

私は故郷の福島を離れている訳ですが、この日だけは人々で集って心を通わせ、鎮魂の想いを一つにしたいという気持ちが自然と浮かんできます。

これまでも各地の追悼式に参加してきましたが、今回はコロナウィルスの影響で各種イベントが軒並み中止になり、どうしようかと思っていた所、日比谷公園のこちらのイベントは開催されると聞き、参加してきました。

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このイベントは311の翌年から、音楽家などアーティストの方が中心になって開催してきたようで、過去には坂本龍一さんなども参加されていたようです。

今回の参加者で私が知っていた方は、加藤登紀子さん、いとうせいこうさんの2人が居りました。

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加藤登紀子さんの歌は素晴らしかったですし、初めて知ったのですが、娘さんのyaeさんの歌も素晴らしかったです。震災後、歌で被災者を励まして来たそうです。

いとうせいこうさんは「想像ラジオ」という震災を扱った小説を書いた事で被災地と繋がり、色々と活動されてきたそうです。そして最近は「みんな電気」という、市民一人一人が少額の出資でソーラーパネルを持ってクリーンエネルギーを作っていく活動にも参加されているそうで、良いアイデアだなと思いました。

原発に関しても皆さん反対のようでしたね。

東京に来て色んな団体を見ましたが、あんまり過激な活動をしている所とは関わりたくないなあと思ってしまいますが、こちらの様な芸術活動とクリーンエネルギー活動をされているような方々とは仲良くしたいなと思いました。今後アプローチしてみようと思います。

さて、今回のイベントは中々良かったと思いましたが、やはり被災地から遠く離れていますし、9年目という事もあってか、深い鎮魂という雰囲気は薄かったような気がします。

やはりこういったものは当事者性というものが大事だと思いますので、私も頑張って活動出来るようにならなければと思いました。

※追記
イベント中、AP通信さんからインタビューを受け、ニュースになりました。

皆さんこんにちは。コロナウィルスの拡散が懸念されておりますが、体調は如何でしょうか?

私も少し体調を崩してしまいまして、また、コロナ拡散、感染防止の観点から、チラシ配りはしばらくお休みしております。

問題の長期化も懸念されておりますが、いつまでも休んでいる訳にもいかないので、時期を見計らって活動を再開したいと思っていますが。

そのような訳で、今は勉強の時間と思い、原発関連の情報収集をし、知識をアップデートしている所です。

また、ネットでも支持を得られるような作戦を考えねばという事で、昨日、YoutubeLiveでの政治談義を行ってみました。

残念ながら、コメントをくださるリスナーさんは2名ほどしかいらっしゃらなかったのですが、後で見返してみた所、なかなか良い内容になったと思いますので、アーカイブとして残すことにしました。

内容としては

・原発事故当時の私の行動、心境
・県議選落選後から再度政治を目指すようになった経緯
・なぜ都知事選で脱原発を訴えるのか
・都知事選2020の読み

そんな事が面白く語られています。

私の人柄や考えがわかる良い動画だと思います。

ぜひご覧ください。



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