「柴又を良くする新聞 第1号~柴又偽寅次郎なりすまし事件の真実~」を発行しました。自力で柴又を中心に配布します。葛飾区議選の参考にしてください。応援団募集中。全ての映画ファン、寅さんファンの問題でもありますので、全国にも拡散してください。よろしくお頼申します!


◆PDF版(再配布可能)
https://kiminari.blog.jp/【優しい版】柴又を良くする新聞 第1号~柴又偽寅次郎なりすまし事件の真実~【直保存】.pdf
◆テキスト版
「柴又を良くする新聞 第1号~柴又偽寅次郎なりすまし事件の真実~」
柴又の皆様、こんにちは。鈴木公成と申します。公さんとお呼びください。私が2021年の区議選に「寅さん条例」の制定を掲げて出ていた事はご存知でしょうか?あの事件はその後どうなったのか?その顛末をお話したいと思います。話はさかのぼり、2020年、私は一度、あの映画「男はつらいよ」の舞台となった柴又に住んでみたいと思い越して来た訳です。すると目の前に、寅さんの格好をした男が現れ(以下、偽寅次郎)、「山田監督公認」で「帝釈天の御前様から寅次郎の名を授かった」と言うので、それは凄い人に違いないと、簡単な動画の撮影をお願いしたのです。するとその後、「ギャラを払えこの野郎!」と、約束になかったギャラを、激しい口調でしつこく要求してきたのです。それで私は、このような者が公認とは許せないと思い、松竹に「公認を取り消してください!」と連絡した所、「その方は公認ではありません。過去に原一平さんだけは、渥美清さんが大層気に入られた事から、公認として活動してもらいましたが、それ以降は公認の方は居りません。山田監督からも、そのようなお話は伺っておりません」という回答が返ってきたのです。それで私は、「これは詐欺だ!」と思いまして、帝釈天に駆け込んだのです。そうした所、出てきたのは、御前様ではなく、70歳ぐらいの寺務長という方だったのですが、それが物凄い剣幕で、「その寅次郎はウチの檀家です!そんな事するはずありません!証拠あるんですか!寅次郎って名乗って何が悪いんですか!信者は守ります!」などと言い、怒りに身を震わせながら私を睨みつけて来まして、いくら説明しても、全く聞いてくれないものですから、これは話にならぬと、二天門まで飛び出してきたのです。「これは一体どういう事なんだ?帝釈天に来れば、映画で見た、笠智衆さんのような、優しい顔をした御前様が現れ、万事解決してくれるかと思いきや、まさかあのような恐ろしい寺務長が現れ、偽寅次郎の味方をするとは」と困惑したのですが、気を取り直し、今度は神明会に相談してみようと思い、行ってみたのです。するとこちらは、「寅さんの格好した人なんて何人も居ますからねぇ」と、とぼけようとしたものですから、「でもその内の一人を特別に扱って一緒にやって来たんじゃないんですか?」と追求した所、「まあねぇ、でも参道ではお金取ってないでしょ!」などと、こちらも逆ギレ気味に偽寅次郎を擁護して来まして、「本当にこの町はどうなってるんだ?」と思ったのです。それで当の偽寅次郎はと言うと、悪びれることもなく、相変わらず参道を闊歩しておりまして、子分みたいな人達も居て、この人達も騙されているものですから、「この方こそ!山田監督公認の、二代目寅次郎様です!渥美清さんの意思を受け継ぎ、日々こうして、柴又を歩いてくださっているのです!」などと吹聴し、それを見た年寄りの観光客は、涙を浮かべて拝みだし、まるで生き神様のように扱われていたのです。それで私は、「これは集団催眠だ!」と確信し、亀有警察署に駆け込んだのであります。そうした所、警察は詐欺にも詳しいため、内容は理解してくれたのですが、「ただねぇ、鈴木さん」と弱った顔をしまして、「帝釈天というのは、警察から見ても、少し上の存在なんです。映画の世界では、地元のおまわりと、御前様が、参道で気さくに喋ったりしてるかもしれませんが、現実の世界では、署長クラスが丁寧にアポイントを取って、ようやくお会いできるような関係なんです。なので今、鈴木さんと一緒に行って、『お宅の偽寅次郎を何とかしろ!』と、注意を与えるなんて事は、とてもじゃないけど出来ないんです。ですのでこの件は、鈴木さんが頑張って、帝釈天と神明会に掛け合って、出禁を実現させてください」などと言われ、相談に行ったはずが、逆に特殊任務を任された感じになってしまいまして、「私は柴又に来たばかりのお客さんなのに、何でそんな事をしなきゃならないんだ!」とも思ったのですが、ここで寅さんなら「もう頭に来た!俺は旅に出る!」という所を、真面目な私の場合は「選挙に出る!」となった訳です。結果は、皆さんご存知の通り、最下位落選だった訳ですが、それにより、事件のことが葛飾区中に知れ渡り、それでようやく、帝釈天も、神明会も目が覚めたようで、結果、帝釈天では偽寅次郎をイベントに使わなくなり、神明会は若い演歌歌手に寅さんの格好をさせてPR大使に任命したのです。両者ともまるで「偽寅次郎なんか知りませんよ」といった素振りで、まるで映画の中の「メロン騒動」の回のようで御座いましたが、それで世の中が良くなったなら良いじゃないかと思うことにしたのです。私の没収された供託金30万円は返って来ませんが、良いじゃないかそのくらい、「顔で笑って、腹で泣く、男はつらいよ!」そう思ったのでありました。
●仕掛け人からの懺悔の告白
●寅さんが生きていたら、こう言うかもしれませんおいちゃん!俺が居なくなってから20年以上、「柴又は観光客に、草だんごじゃなくて、糞だんごを出してたのか?」と言われるような事をしちまったんだぞ!騙されていたとはいえ、まずは世間様に謝るのが筋なんじゃないか?そして、公さんの事だよ。あいつは柴又のため、俺達のために戦ってくれたんだぞ!それを最下位で落としたまんまにしておいていいのか?もし次も出るというなら、そん時は応援してやろうじゃないか。それが罪滅ぼしってもんだよ。下町の人情だよ。おいちゃん、おばちゃん、ひろし、さくら、みつお!公さんの事、頼んだぞ。俺はまた旅に出ちゃうけど、今度帰ってきた時には、胸にバッジをつけた、あいつの晴れ姿、見てみたいもんだよ。それじゃあ!達者でな!
●柴又と寅さんの誇りの為に戦った「公さん」を今度こそ応援しよう!
というわけで、寅さんがそう言うかはわかりませんが、私が柴又と寅さんの誇りの為に戦って、偽寅次郎なりすまし事件の解決に尽力したという事は事実ですので、もし次があれば、応援して頂きたいなと思います。この有り余る正義感を活かせる仕事は政治家しかありません!皆様のご協力、お頼申します!


◆PDF版(再配布可能)
https://kiminari.blog.jp/【優しい版】柴又を良くする新聞 第1号~柴又偽寅次郎なりすまし事件の真実~【直保存】.pdf
◆テキスト版
「柴又を良くする新聞 第1号~柴又偽寅次郎なりすまし事件の真実~」
●【洗脳?集団催眠?】ハゲヅラをかぶり、渥美清さんをバカにするような芸をする寅さんコスプレ男が、なぜ?帝釈天で国会議員や警察署長らと同列に扱われるまでになったのか?
柴又の皆様、こんにちは。鈴木公成と申します。公さんとお呼びください。私が2021年の区議選に「寅さん条例」の制定を掲げて出ていた事はご存知でしょうか?あの事件はその後どうなったのか?その顛末をお話したいと思います。話はさかのぼり、2020年、私は一度、あの映画「男はつらいよ」の舞台となった柴又に住んでみたいと思い越して来た訳です。すると目の前に、寅さんの格好をした男が現れ(以下、偽寅次郎)、「山田監督公認」で「帝釈天の御前様から寅次郎の名を授かった」と言うので、それは凄い人に違いないと、簡単な動画の撮影をお願いしたのです。するとその後、「ギャラを払えこの野郎!」と、約束になかったギャラを、激しい口調でしつこく要求してきたのです。それで私は、このような者が公認とは許せないと思い、松竹に「公認を取り消してください!」と連絡した所、「その方は公認ではありません。過去に原一平さんだけは、渥美清さんが大層気に入られた事から、公認として活動してもらいましたが、それ以降は公認の方は居りません。山田監督からも、そのようなお話は伺っておりません」という回答が返ってきたのです。それで私は、「これは詐欺だ!」と思いまして、帝釈天に駆け込んだのです。そうした所、出てきたのは、御前様ではなく、70歳ぐらいの寺務長という方だったのですが、それが物凄い剣幕で、「その寅次郎はウチの檀家です!そんな事するはずありません!証拠あるんですか!寅次郎って名乗って何が悪いんですか!信者は守ります!」などと言い、怒りに身を震わせながら私を睨みつけて来まして、いくら説明しても、全く聞いてくれないものですから、これは話にならぬと、二天門まで飛び出してきたのです。「これは一体どういう事なんだ?帝釈天に来れば、映画で見た、笠智衆さんのような、優しい顔をした御前様が現れ、万事解決してくれるかと思いきや、まさかあのような恐ろしい寺務長が現れ、偽寅次郎の味方をするとは」と困惑したのですが、気を取り直し、今度は神明会に相談してみようと思い、行ってみたのです。するとこちらは、「寅さんの格好した人なんて何人も居ますからねぇ」と、とぼけようとしたものですから、「でもその内の一人を特別に扱って一緒にやって来たんじゃないんですか?」と追求した所、「まあねぇ、でも参道ではお金取ってないでしょ!」などと、こちらも逆ギレ気味に偽寅次郎を擁護して来まして、「本当にこの町はどうなってるんだ?」と思ったのです。それで当の偽寅次郎はと言うと、悪びれることもなく、相変わらず参道を闊歩しておりまして、子分みたいな人達も居て、この人達も騙されているものですから、「この方こそ!山田監督公認の、二代目寅次郎様です!渥美清さんの意思を受け継ぎ、日々こうして、柴又を歩いてくださっているのです!」などと吹聴し、それを見た年寄りの観光客は、涙を浮かべて拝みだし、まるで生き神様のように扱われていたのです。それで私は、「これは集団催眠だ!」と確信し、亀有警察署に駆け込んだのであります。そうした所、警察は詐欺にも詳しいため、内容は理解してくれたのですが、「ただねぇ、鈴木さん」と弱った顔をしまして、「帝釈天というのは、警察から見ても、少し上の存在なんです。映画の世界では、地元のおまわりと、御前様が、参道で気さくに喋ったりしてるかもしれませんが、現実の世界では、署長クラスが丁寧にアポイントを取って、ようやくお会いできるような関係なんです。なので今、鈴木さんと一緒に行って、『お宅の偽寅次郎を何とかしろ!』と、注意を与えるなんて事は、とてもじゃないけど出来ないんです。ですのでこの件は、鈴木さんが頑張って、帝釈天と神明会に掛け合って、出禁を実現させてください」などと言われ、相談に行ったはずが、逆に特殊任務を任された感じになってしまいまして、「私は柴又に来たばかりのお客さんなのに、何でそんな事をしなきゃならないんだ!」とも思ったのですが、ここで寅さんなら「もう頭に来た!俺は旅に出る!」という所を、真面目な私の場合は「選挙に出る!」となった訳です。結果は、皆さんご存知の通り、最下位落選だった訳ですが、それにより、事件のことが葛飾区中に知れ渡り、それでようやく、帝釈天も、神明会も目が覚めたようで、結果、帝釈天では偽寅次郎をイベントに使わなくなり、神明会は若い演歌歌手に寅さんの格好をさせてPR大使に任命したのです。両者ともまるで「偽寅次郎なんか知りませんよ」といった素振りで、まるで映画の中の「メロン騒動」の回のようで御座いましたが、それで世の中が良くなったなら良いじゃないかと思うことにしたのです。私の没収された供託金30万円は返って来ませんが、良いじゃないかそのくらい、「顔で笑って、腹で泣く、男はつらいよ!」そう思ったのでありました。
●仕掛け人からの懺悔の告白
さて、前述の「寅さん選挙」によって、事件は解決したかに見えたのですが、それでも偽寅次郎は諦めていないようで、ここには書けない一騒動もあったのですが、その話を聞きつけ、何と、偽寅次郎の仕掛け人を名乗る、高土新太郎という方から連絡が来たのです。
(要約)~1996年。渥美さんが亡くなった時、「今がチャンスだ!寅さんの格好で毎日柴又を歩け!必ずニュースになる!」と偽寅次郎に吹き込んで、柴又に送り込んだのは私なんです。結果、作戦通り、ニュースに取り上げられて、上手く行ったんですが、今では後悔してるんです。あいつは、いつの頃からか、「山田監督公認」を名乗るようになったのですが、そういった類のものでは無いことは私は知ってましたので、いずれ問題を起こすと思い、注意したんです。「お前、その公認、公式というのはまずいぞ。それで金を取ると詐欺で捕まっちゃうから、『日本一似てない、山田監督【非】公認の、偽寅次郎』と名乗れ。それなら冗談で許されるから」と言ったんですが、言うことを聞かなかったんです。美味しい思いが出来るものだから、止められなくなったんでしょうが、ちゃんと指導できなかったのは、私の責任でもあるんです(松竹も注意していたそうですが)。芸人仲間なので、多少の事は目をつぶってきましたが、今回、ここまで騒ぎが大きくなったという事で、これ以上看過できないと思い、全てをお話する事にしました。どうか金輪際、辞めさせてください。~
という事でした。そして、この話をした後、2024年の初頭に79歳で亡くなってしまったのです。死期を悟って、懺悔の告白をしたかったのかもしれませんね。仕掛け人の最後の遺言にもなってしまった訳です。以上、これが、柴又偽寅次郎なりすまし事件の真実でございました。はじめは、渥美清さんの後釜を狙えと、芸人たちの悪知恵で始まった事が、帝釈天も神明会も、受け入れてしまって、今日まで来てしまった訳ですね。人の良さを利用されてしまったというのか、何とも残念な事件でした。(表の写真は高土さんから送られてきました。あいつは浅草では、寅さん、渥美さんをバカにしたような芸ばかりやってるんです。こういう事も皆さんに教えて下さい。との事でした)
●寅さんが生きていたら、こう言うかもしれません
●柴又と寅さんの誇りの為に戦った「公さん」を今度こそ応援しよう!
というわけで、寅さんがそう言うかはわかりませんが、私が柴又と寅さんの誇りの為に戦って、偽寅次郎なりすまし事件の解決に尽力したという事は事実ですので、もし次があれば、応援して頂きたいなと思います。この有り余る正義感を活かせる仕事は政治家しかありません!皆様のご協力、お頼申します!