こんにちは。

6月10日に都知事選撤退を表明したのですが、その後、チラシを見た86歳の方から「知り合いに声をかけて60万円集めました。最後まで頑張りましょう」と連絡を頂き、心を動かされ、私も期日を数日伸ばして最後のお願いをしてみようと思いました。

お願いの相手は、福島県選出国会議員、福島県知事、福島県市町村長であります。

原発問題で国に不満はありながらも、国に頼り、従わざるを得ない、複雑な思いを共有できる方々だと思っての事です。

ツテもありませんので、首長に関しては自治体のHPからの連絡となり、本人に届くかわかりませんが、一応やるだけやってみました。

国会議員については個人HP等から送りまして、秘書さんが目を通すと思いますがどうなるか。

特に自民党の国会議員はどういう気持ちなのでしょうね?原発で福島があれだけ痛めつけられたのに、自民党は原発推進です。複雑な思いを抱えているのか。それとも議員の椅子に座れればよいのか。

とにかくダメ元で以下のメールを送りました。

カンパの最終期日は6月15日です。
はじめまして。元福島県民の鈴木公成と申します。
私は2011年の震災までは須賀川で市議をしておりましたが、その後、県議選で落選し、家も無くなった事から、福島を離れました。
その後は流浪の人生を送っておりましたが、どうしても胸に去来するのは原発事故の事であります。
原爆を投下された日本がなぜ原発に舵を切ったのか。そして悲惨な原発事故を経験しながら、なぜ、それでもなお原発を辞められないのかと。考えても理解できず、口惜しい思いが募るだけです。
さてそんな折、福島では汚染水海洋放出の問題が持ち上がっていると聞きました。
これまで頑張って復興に尽力してきたのに、また30年以上も風評被害に苦しむのかと、関係者の声を耳にしております。
そういった状況を目にし、東京にいる私に出来ることは何かと考え、一つの結論に達しました。
それは、東京都知事選挙に立候補し、政見放送で、
「福島原発は東京電力の物です、東京の電力を供給するための物です、いわば、皆さん東京都民の電力の為に福島県が犠牲になっている状況です。その上さらに汚染水を福島の海に流す問題が持ち上がっています。みなさん、いい加減にしてください。東京のものは東京で責任を取ってください。原発汚染水は東京湾に流すべきです。どうしても福島の海に流すなら、原発ゼロの確約をしてください」
と述べ、芝居を打ってやろうというものです。
批判はあると思います。しかし、日本が脱原発に舵を切るには、人々の目を覚まし世論を変える行動が必要だと考えています。その結果、私自身はどうなっても良いと考えています。
さて、そのような考えで、供託金300万円のカンパ集めようと思っていたのですが、ちょうどコロナの問題が起こり、全く活動できずに供託金も集まらずじまい。あえなく6月11日に出馬断念発表した所です。
しかし本日、噂を聞きつけたのか、86歳の老人から、「知り合いに声をかけ60万円を集めました。最後まで諦めず頑張りましょう」と連絡を頂き、私も最後のお願いをしようと思った所です。
東京に頼れる者はおらず、福島県選出の国会議員、首長の皆様にメールさせて頂きます。
締切は月曜日です。
よろしくお願い致します。