鈴木公成です。
柴又の偽寅次郎問題解決の為の法整備を訴え、「みんなの寅さん条例」の制定を掲げて葛飾区議選に挑んだわけですが、最下位落選という結果になりました。供託金も没収です。
・選挙公報
もう少し票が入るかと思ったのですが、全くの泡沫候補よりも下という事は、「何とも思われない」よりもっと悪い、「嫌われた」という反応ではなかったかと思います。
結局、偽寅次郎も20年以上柴又で活動している訳で、認知度はある訳です。それを「こいつは悪い奴だ!」と言っても中々信じてもらえない。寧ろマイナスになる。そういう面があったかもしれません。
加えて、問題解決として「寅さん条例」の制定を掲げた訳ですが、それが「寅さんを選挙に利用している」という風に捉えられ、マイナスになったとも考えられます。
人々の本当の気持ちは中々わかりませんが、今回こういった数字に現れた訳ですので、そのように理解したいと思います。
さて、今回、選挙はこのような結果になった訳ですが、偽寅次郎問題は解決していません。どうなるのか?
こちらも考えてみたのですが、これ以上積極的に何かをするという事は控えようと思います。
これまでのブログでの情報発信に加え、今回の選挙でこういったトラブルがあったという事は葛飾区民、関係者に伝わったはずですので、後は自然に任せようと思います。
こういったトラブルがあったようだから、今後のイベントの起用は控えよう。となるのか。それともこれまで通りなのか。そうであればそれでも良いと思います。
結局、柴又の経済、観光は、映画「男はつらいよ」人気にあやかっている部分が多分にあり、その過程において、「柴又屋」が映画人気にあやかって屋号を「とらや」に変えた。それでは困ると松竹が抗議したが、受け入れられず、映画の中の「とらや」を「くるまや」に変えたという事件があった訳です。当然、批判はあったようです。当時の新聞を見ると、同じ帝釈天参道の商売仲間も「それはまずいなぁ」と思ったそうです。しかし結局は、「同業なので一緒にやっていくしかない」という事になったと書かれていました。そういった事を考えますと、この偽寅次郎問題についても、柴又の自治に任せる、という他ないのかと思いました。加えて、葛飾区観光課も今回の騒動を認識していると思いますので、是非新しいルール作りをして頂いて、より良い柴又の観光を作っていって欲しいと思います。
松竹さんについても、これまで散々情報提供して来ましたので、目に余る行動であれば偽寅次郎に注意が行く、という形になったかと思います。
そしてこれは選挙後の私からの白状でありお詫びなのですが、実は、かくいう私にも松竹さんから連絡がありました。「選挙に寅さんを使うことは控えてほしい」というものです。
私としても、ただ単に人気取りの為に寅さんを選挙に利用する事は許されないと思っています。しかし、今回は、事件と立候補動機を説明する為にはどうしても必要なのだ、という事で説明してきまして、警察、選挙管理委員会、議会事務局、著作権関連の公的機関等の意見も添えて(これらの機関の意見としては使用に問題は無いとの事でした)やり取りしてした所、納得して頂いた訳ではないと思うのですが、連絡はなくなった、という経緯になります。
結局、活動領域が「商売」であれば、著作権、商標権等が絡んでくるのですが、「選挙」ですとそういったものが及ばないという事ですね。
ただ私としても心苦しい部分はあったという事は理解して頂きたいと思います。
本当に好きな映画を不当に利用される事は許せない、しかしそれを訴える為には、自分も不当に利用していると思われてしまう行為をしなければならない。そういったジレンマがありました。ですので選挙戦においては「寅さんがー!」と声高らかに街頭演説するというような事はしませんでした。そういった心境であったという事はご理解頂きたいと思います。
「寅さんを選挙に使われた!」
そう憤っている方々がおられましたら、お詫びしたいと思います。
一方で、選挙期間中
「寅さんの一大事だと聞いて駆けつけました!」
なんて映画ファンの方もいらっしゃいました。
「てっきり山田監督も寅さんファミリーも全員応援してるのかと思いましたよー」
なんて勘違いさせてしまいましたが、すみません。一人でやっておりました。
しかし、映画に理解のある方に当選してほしいという意見は頂きました。結局、映画を作るにはお金が必要で、その点、行政の理解があれば作りやすくなりますからね。残念ながら今回は落選してしまいましたが、芸術・芸能文化に理解のある候補だという事は覚えておいて欲しいと思います。
最後に収支報告を。選挙費用はポスター代の5397円だけでした。(公費負担請求せず)
いつもながらお金を掛けない選挙、と言いたい所ですが、今回は供託金30万円が没収です。今の私にはかなり痛いです。
お金を気にせず選挙に出たり、映画を撮ったり出来る身分になりたい!笑
中々そんなチャンスはありませんが、今後も世の不正を見れば立候補するかもしれませんし、せっかく東京に来たので、映画製作の仕事にもありつければと思っています。良い話がありましたらご連絡よろしくお願い致します。
※追記
選挙から数日後、偽寅次郎についてこんな情報提供がありました。
※さらに追記
上記の仲間内での金銭トラブルについて関係者から情報提供がありました。
・同じボランティアガイドとして活動していた仲間に何度も金を強請っていた。
・同じく別の寅さんコスプレ仲間に何度も金を借りに来た。(家まで押しかけて来たが入れなかったそうです)
という事です。近づかない方が良いですね。皆さん本当に気をつけてください。
※さらに追記
上記の件も含め、野口の所属する、一般社団法人ボーイズ・バラエティ協会に情報提供した所、以下の回答がありました。
偽寅次郎こと、野口よういち(野口陽一)から退会届が出され、理事会で正式に受理したとの事です。
恐らく事実確認をして、辞めるように促したのでしょう。
詐欺まがい、恐喝まがいの汚い事をしていた訳ですから、当然の報いですね。
これで解決なのか分かりませんが、一定の成果があったと思います。
前述の通り、基本的には本件は柴又の自治に任せたいと思いますが、情報提供等ありましたらお気軽にお寄せください。
柴又の偽寅次郎問題解決の為の法整備を訴え、「みんなの寅さん条例」の制定を掲げて葛飾区議選に挑んだわけですが、最下位落選という結果になりました。供託金も没収です。
・選挙公報
もう少し票が入るかと思ったのですが、全くの泡沫候補よりも下という事は、「何とも思われない」よりもっと悪い、「嫌われた」という反応ではなかったかと思います。
結局、偽寅次郎も20年以上柴又で活動している訳で、認知度はある訳です。それを「こいつは悪い奴だ!」と言っても中々信じてもらえない。寧ろマイナスになる。そういう面があったかもしれません。
加えて、問題解決として「寅さん条例」の制定を掲げた訳ですが、それが「寅さんを選挙に利用している」という風に捉えられ、マイナスになったとも考えられます。
人々の本当の気持ちは中々わかりませんが、今回こういった数字に現れた訳ですので、そのように理解したいと思います。
さて、今回、選挙はこのような結果になった訳ですが、偽寅次郎問題は解決していません。どうなるのか?
こちらも考えてみたのですが、これ以上積極的に何かをするという事は控えようと思います。
これまでのブログでの情報発信に加え、今回の選挙でこういったトラブルがあったという事は葛飾区民、関係者に伝わったはずですので、後は自然に任せようと思います。
こういったトラブルがあったようだから、今後のイベントの起用は控えよう。となるのか。それともこれまで通りなのか。そうであればそれでも良いと思います。
結局、柴又の経済、観光は、映画「男はつらいよ」人気にあやかっている部分が多分にあり、その過程において、「柴又屋」が映画人気にあやかって屋号を「とらや」に変えた。それでは困ると松竹が抗議したが、受け入れられず、映画の中の「とらや」を「くるまや」に変えたという事件があった訳です。当然、批判はあったようです。当時の新聞を見ると、同じ帝釈天参道の商売仲間も「それはまずいなぁ」と思ったそうです。しかし結局は、「同業なので一緒にやっていくしかない」という事になったと書かれていました。そういった事を考えますと、この偽寅次郎問題についても、柴又の自治に任せる、という他ないのかと思いました。加えて、葛飾区観光課も今回の騒動を認識していると思いますので、是非新しいルール作りをして頂いて、より良い柴又の観光を作っていって欲しいと思います。
松竹さんについても、これまで散々情報提供して来ましたので、目に余る行動であれば偽寅次郎に注意が行く、という形になったかと思います。
そしてこれは選挙後の私からの白状でありお詫びなのですが、実は、かくいう私にも松竹さんから連絡がありました。「選挙に寅さんを使うことは控えてほしい」というものです。
私としても、ただ単に人気取りの為に寅さんを選挙に利用する事は許されないと思っています。しかし、今回は、事件と立候補動機を説明する為にはどうしても必要なのだ、という事で説明してきまして、警察、選挙管理委員会、議会事務局、著作権関連の公的機関等の意見も添えて(これらの機関の意見としては使用に問題は無いとの事でした)やり取りしてした所、納得して頂いた訳ではないと思うのですが、連絡はなくなった、という経緯になります。
結局、活動領域が「商売」であれば、著作権、商標権等が絡んでくるのですが、「選挙」ですとそういったものが及ばないという事ですね。
ただ私としても心苦しい部分はあったという事は理解して頂きたいと思います。
本当に好きな映画を不当に利用される事は許せない、しかしそれを訴える為には、自分も不当に利用していると思われてしまう行為をしなければならない。そういったジレンマがありました。ですので選挙戦においては「寅さんがー!」と声高らかに街頭演説するというような事はしませんでした。そういった心境であったという事はご理解頂きたいと思います。
「寅さんを選挙に使われた!」
そう憤っている方々がおられましたら、お詫びしたいと思います。
一方で、選挙期間中
「寅さんの一大事だと聞いて駆けつけました!」
なんて映画ファンの方もいらっしゃいました。
「てっきり山田監督も寅さんファミリーも全員応援してるのかと思いましたよー」
なんて勘違いさせてしまいましたが、すみません。一人でやっておりました。
しかし、映画に理解のある方に当選してほしいという意見は頂きました。結局、映画を作るにはお金が必要で、その点、行政の理解があれば作りやすくなりますからね。残念ながら今回は落選してしまいましたが、芸術・芸能文化に理解のある候補だという事は覚えておいて欲しいと思います。
最後に収支報告を。選挙費用はポスター代の5397円だけでした。(公費負担請求せず)
いつもながらお金を掛けない選挙、と言いたい所ですが、今回は供託金30万円が没収です。今の私にはかなり痛いです。
お金を気にせず選挙に出たり、映画を撮ったり出来る身分になりたい!笑
中々そんなチャンスはありませんが、今後も世の不正を見れば立候補するかもしれませんし、せっかく東京に来たので、映画製作の仕事にもありつければと思っています。良い話がありましたらご連絡よろしくお願い致します。
※追記
選挙から数日後、偽寅次郎についてこんな情報提供がありました。
・山田監督から貰ったファンレターの返事を持って公認と言い張ってる
・松竹から公認を名乗るなと釘を刺されたが守らない
・コスプレ仲間と帝釈天参道を歩き商店街からギャラを貰うも分配で揉めてぶち壊す
やはり自分は正義の為に戦ったのだと誇りにしたいと思います。
※さらに追記
上記の仲間内での金銭トラブルについて関係者から情報提供がありました。
・同じボランティアガイドとして活動していた仲間に何度も金を強請っていた。
・同じく別の寅さんコスプレ仲間に何度も金を借りに来た。(家まで押しかけて来たが入れなかったそうです)
という事です。近づかない方が良いですね。皆さん本当に気をつけてください。
※さらに追記
上記の件も含め、野口の所属する、一般社団法人ボーイズ・バラエティ協会に情報提供した所、以下の回答がありました。
偽寅次郎こと、野口よういち(野口陽一)から退会届が出され、理事会で正式に受理したとの事です。
恐らく事実確認をして、辞めるように促したのでしょう。
詐欺まがい、恐喝まがいの汚い事をしていた訳ですから、当然の報いですね。
これで解決なのか分かりませんが、一定の成果があったと思います。
前述の通り、基本的には本件は柴又の自治に任せたいと思いますが、情報提供等ありましたらお気軽にお寄せください。